激辛2000&2001

リリース論(2001.12.30)
キャッチアンドリリース:今年は何回この話題で話しをしただろう。ここでは書いていないが、かなりの時間と労力を費やした。全体の雰囲気はどんどんリリース肯定に変わっている。良い方向だとは思うが、何も考えずに過激にリリースを求める連中が増えた年とも言える。今までの過激派はそれなりの根拠や理想を持って活動して来た。しかし今年増えた過激派はそこまでの考えを持っている訳ではない。真似して下手な理由をぶら下げてそれを信じて活動しているだけ。もっと自分の頭で考えて行動してほしい。このままアホな過激派が増えればただ単に釣りがしにくくなるだけ。それを考えると旧過激派は新過激派を抑える為に多少の方向転換を迫られるのではないだろうか?理想と現実が食い違い始めたそう感じていないか?。旧過激派の目的は現在行動している事の延長上にあるのでは無く、過激にやってどこで落ち着くかである(多分)でも新過激派は今やっている事が正しいと思っている。某HPに水揚げされたシーバスがゴロゴロころがった画像がUPされていたのを見付けたやつらが掲示板を荒らした事件。こんなのが普通になって良いのか?啓蒙活動はうまくやらなくてはいけない。過激なほうが当然面白いが、それを真似するバカが増えたらどうなるかは目に見えている。過激な活動しているのは長年シーバス釣りをやってきた人間か、有名アングラーのいう事を信じ切っている宗教ちっくなやつらに多いよね。言いたい事は分かるが信じ切っている分、すげー迷惑なんだよ。チャイムが鳴って玄関に出たら、「聖書に興味ありますか?」ってそれと同じくらい迷惑。もう少し他人の迷惑を考えて行動してくれ。布教活動は自分のHPだけで頼むよ。表に出てくんじゃね〜。

TSSTクラシックで気が付いた事(2001.11.11)
TSSTクラシックが行われた。今回のポイントは比較的明るく、他のアングラーの動きが良く見えて面白かった。大会とはいえ、のんびりジュース飲みながらやる奴、本気で魚狙ってく奴、様々な楽しみ方があっていいのだが、1つだけ気になった事があった。「釣れない君」の多さ。大会だからといってエキスパートばかりをターゲットにした大会ではない。初心者が出場したってOKなんだけど、それでも普段多少はシーバス本気で狙ってる人達が出場しているはずである。皆がどんな釣りするかを見ていたが、若潮橋状態...1つのポイントでずっと沖に向かって投げ続けている。もちろんいい言い方をすれば回遊待ち。そんな釣り方もある。ほとんどの人は初めてのポイントで戸惑っていたのかもしれないが、それにしてもありゃひど過ぎるよ。初めてのポイントと言っても状況は京浜運河などに点在する普通のポイントと何も変わらない。手前にゴロタが入り、岸から10mも行かない所にブレイクがある。ブレイクがどこにあるか分からなかった?水深1m程度潜る普通のミノーを投げていれば、どこにブレイクがあるか嫌でも分かったはずである。グリグリ巻いてりゃ必ず同じような所で根掛かりするか、岩に当たるかって状況じゃなかった?で、大きな魚はどこにいたかというと、さすがに少なかったんだけど、40cm程度の魚はブレイクにびっしり付いていたのよ。釣った人はスタートから2時間ほどで30本以上の魚を釣り、いいかげんサイズを諦めてお喋りに入っていた。俺は30分程お喋りしてからスタート、皆が攻めた後スタート地点から200m程の間だけで1時間で6本釣ってまたお喋り状態。他の知り合いも最低でも10HIT程度してはしていた。本気で4時間程度釣っていたつもりなのにHIT数が2桁行かないなんてのは何かがおかしいと思ってくれ。おかしいというかはっきり言えば下手なんだよ。もちろん釣れるパターンを把握していてサイズ狙いで違う釣りしていたなら分かるが、7〜9cm程度のミノー投げていたとしたら、目も当てられない。どんな釣りしたらそれだけ釣れない釣りが展開出来るのか不思議な位だよ。釣れなかった奴の大体の釣りは俺の言う「釣れない君」状態の釣りをしていなかっただろうか?普通に沖に向かって投げていれば、そのうちブレイクにゴゴンと当たり根掛かり。根掛かりが怖いからブレイク手前からロッドを上に上げて出来るだけ根掛かりしないようにしていた。これじゃたま〜に食ってくるシーバス以外は釣れないのよ。根掛かり覚悟でベイスラッグをブレイクの途中に当てていた人もいた、この釣りは確かに釣れるだろうけど、ルアーの消耗がめちゃ激しくて、理想的な方法だが普通の人には出来ない。一番簡単に釣りたければウェーダー履いてブレイクの所まで行き、ブレイクと平行に投げていれば誰でも釣れだだろうが、あの糞寒い中そんな釣りを展開する狂った奴はいない(いたけど(爆))、じゃあ釣った奴と釣れなかった奴何が違うのかって言うと、斜めに投げていたかどうか、正確にはブレイクの途中をいかに効率良く攻めていたかどうかって事。あれだけ魚がいればルアーなんて1mも潜れば何でもOK。アスリート、フライングダイバー、ラパラ、アイルマグネット、何でも釣れたよ。何の為に高感度ロッドを買い、高いリールを買い、PEを使ってるの?全然使いこなせてないじゃない。岩に当たれば岩だって分かるでしょ。砂に当たればそれも分かるでしょ。それならブレイクがどこにあるかも分かるでしょ、水深だってある程度分かるでしょ。そうなればルアーセレクトだって当然分かるでしょ。沖の水深が2mでブレイクの上が1mなら1.5m潜るルアー選べばいいだけ。後はどこに投げるかだけじゃない。村岡氏が書いている「食わせる」とかそんなレベルの話しじゃない、釣れない奴ほど新しい情報に飛び付くが君らにはそんな釣りはまだまだ必要ないよ。テクニック以前の基本に問題がある。ただ巻きで十分。初めてのポイントでもルアー投げてりゃ地形を大雑把に把握出来るはず。把握できたら後はどこに魚がいるか想像して、そこをいかに攻めるか。まっすぐ沖に投げてもそりゃブレイクの途中は攻められるけど、斜めに投げれば効率いいでしょ。平行ならもっと最高でしょ。それさえ分からないのは何故?情報に動かされて、先に覚えなきゃいけない基本を忘れて、新しい事ばかり追い掛けてるからじゃないの?釣れなかった奴は悔しいだろうが「初めてのシーバス」とか「シーバス入門」とか買って、シーバスがどこにいるのか頭に叩き込んでくれ、基本がなってないんだ、上達するわけがない。皆の動きが見えただけに「まだまだこんなレベルなのか、釣れないはずだ」とがっかりした。

新製品インプレッション(2001.09.14)
さて、ティムコから今秋発売になる「ナイトレイド120F」と「サーフスラッグ125F」を使ってみた。画像の左上が「サーフスラッグ125F」 真中が「ナイトレイド120F」、比較の為アイマと、ベイスラッグ、ナイトレイド80も一緒に並べた。

多摩川にて使用したインプレッション。
サーフスラッグ125F:外見でパッと見た感じ、3本フック...おいおい、魚に余計な針が絡まっちゃうだろ。でも確実にフッキング出来るな。うーん「エゲツナイ」でもちょっとうれしいかも(笑)頭のアイの位置は小さい奴よりちょっと前に来たか、ベイスラッグは結構絡まってイライラする事ある。今回のこの位置は絡まないのか?フックはカルティバST41の6番。このサイズでこの針が標準装備ってのはうれしいね。顔がカエル胴体は魚。そんなイメージを抱くのは俺だけだろうか?この顔の形は魚?カエル?まあいいか
使ってみた:やはり固定重心の為メチャクチャな飛距離は期待出来ないが、それでもアイマと同じ位は飛ぶ。絡まったのは、ストラクチャーに当たった時だけ。うんうん。これなら使える。動きはゆったりとしたS字を描き、小さい奴とほぼ同じ感覚で使える。ただスケールを考えるともう少し大きなS字でも良かったんじゃないかな?良い言い方をすればタイトになった。悪い言い方すればウォブリングに近くなった。ちょっと特徴が薄くなったかも。今回はフローティングなので、投げて巻くだけ。本当はシンキングが欲しい所だが名前がサーフスラッグだから仕方ないか...でもベイスラッグをフォーリングで使う俺には...ベイスラッグの動きが欲しくて、サイズも欲しい奴は買いなされ。飛距離命の人はこれは必要ない。アイマとこれどっちを使うと聞かれると俺には判断が難しい。動き過ぎない&潜らないって意味ではこっちの方がいいかな。

ナイトレイド120F:をいをい今回は浮くんだろーな(爆)まずはこれからスタート。洗面所で浮いた!やるじゃんティムコ。外見はナイトレイド80Fをちょこっとダイエットさせた感じ。さすがにあれだけ良い思いをさせてくれたルアーの大きい版だから、期待が膨らむ。フックは上のと同じ。毎回思うがこれはうれしい。2本フックなのは何故じゃ?3本入れるにはちょっと距離がないか...まあ2本の方が、80Fと同じイメージでいいかもね。重心移動でやけに大きい玉が1個ゴロンゴロンするようだ。顔は魚と言われれば魚、鳥と言われれば鳥、胴体は以前と同じウロコなどもないツルンとした胴体、画像でも分かる通りフラッシングがかなり効くんだろうな。お尻のアイは普通の位置に戻った。まあこのルアーでストラクチャータイトに狙うとは思えないからOKです。
使ってみた:すげー飛ぶ。多少重いのもあるがとにかく飛ぶ。さすがにここまで飛ぶと気持ちが良い。これは武器になるだろう。ただ胴体が平坦なので多少風の影響を受けやすい。それも風の影響を受けた途端に飛んでいる軌道が変わる事がある、これはコントロール出来ない、風上に向かって軌道が変化した時はちょっとビビッタよ。空中でもダートするルアーはあまり見た事がない、やるなティムコ。40m先で2〜3mずれちゃう事が時々あった泳ぎは80Fと似た感じ、もうちょっと大人しくなったかも。サイズが大きいのでそう感じるのか?しかしこれがまた使いやすい。川で明暗部狙う時って、下げ潮でやるとかなりのスピードでルアーが流されて、ストライクゾーンの明暗部を高率良く攻めるには、普段より早巻きが必要になるんだけど、アイマでこれやるとルアーが暴れちゃう&潜り過ぎる。でもこれなら早巻きでも暴れ過ぎない。早巻きにも対応してるから手返しも早く、効率がかなりいい。飛距離、サイズ、泳ぎ、どれを取ってもこれは使えると言える。空中でのダートは...仕方ないか...顔はやっぱり鳥だな。

同じようなレンジ&サイズのルアーを2個も新製品として出してくるとはちょっと驚いちゃうが、確実に使い分けが出来るので良しとしよう。サーフスラッグはとにかくゆっくり巻いても泳ぐので潮が早くない時やゆっくり動かしたい時には使いやすいし、あのS字の動きはやっぱりいい。ナイトレイド120Fは飛距離も稼げるし、流の中にも対応出来る。応用範囲としてはナイトレイドの方が広いのだが、葛西などでサーフも攻める時はサーフスラッグ、川筋ならナイトレイド。多摩川なら大師橋はサーフスラッグ、流の強い六郷橋ならナイトレイド。荒川なら...って荒川は知らん。そんな感じだね。もうちょっと潜らせたいって思ったらアイマ使えばいい。そんな印象でした。台風後の激濁りの中でのインプレッションだから、また変わるかも。

TSCデッドフィッシュ問題(2001.06.27)
TSC第3戦、今回も多くのシーバスが死んだ。何でこんなに死んでしまうのかと言うと、やはりシーバサーの認識の甘さが原因なんだろう。普段は釣れたらすぐリリースしてしまう事が多いシーバサーにはシーバスを生かして検量まで持ち込む技術がない。大会の方法にも問題があるだろう。入賞ラインの60UPを多い所では9匹。20ft程度のイケスに突っ込む訳だ。このイケスの容量は家庭用のお風呂の1/3程度の大きさ、常に同じ水質の新しい水が入って来ればそうそう死なないが、トーナメント中はあちこち走りまわるので、難しい。今回の場合、沖は赤潮でコーヒー色、検量場所には澄んだ潮。澄んだ潮を入れればいいかと思えばそうでもない。赤潮で活動していた魚には赤潮の水を入れるべきなんだ。でもボートで走っているうちに、急に水質がコロコロ変わるから、魚が耐えられずに死んでしまう。その対策として釣った場所の水を入れて内部循環式にする、でも今度は魚の出す汚物で水質が悪くなる、悪くなったから外の水と入れ替えたら今度は水質変化で弱る。本当に難しい。俺も何度も経験したよ。多摩川で釣った魚が検量場所の芝浦まで運ぶたったの15分で息絶えた。信じられなかった。中防沖で釣った魚も、荒川の水に入った途端に暴れ出した。どうしたらいい?理想は川用のイケス、沖用のイケス、運河用のイケスを用意する。そしてそれに浄化装置も付けて、ブクブクも大量に用意。最悪酸素ボンベもか?。さすがにここまではやってられないよな。でも夏場に本気で勝ちたきゃそれ位は必要になってくる。それでも死んでしまうかもしれない。ここまでくるといいかげん諦めて運に任せるのか...ライブフィッシュ制をやめるって意見もあるが、もう少し研究したいと思う、また多くの魚が死ぬだろう、その代わりに得る物があると信じている。水質、塩分濃度、水温、酸素、考えれば考えるほど無理が出てくる。普段1匹も殺さないように心がけている人間が、たったの5時間釣った魚を生かす事が出来ないんだ。口うるさくシーバスの命を語ってる奴、一度参加して5時間生かしてお手本を見せて欲しい。そして俺達に何が足りないのか教えてくれ。それがシーバス釣りの未来に繋がるかもしれない。

大会方法について。3人でワイワイ出場すると、キープする魚は9匹...まず死ぬよ。本気で勝ちたければ1名で出ればいいけど、友人と楽しんでトーナメントやりたいし...勝ちたいし...ボートシーバスやってて1匹狼なんて少ないだろ、9月の大会からチームで3匹キープ制を取り入れてみないか?1人で名声上げたい奴は1人で出ればいいし、友人と2〜3人でワイワイ出場したいならそれもOK。一番多い不正、チーム内での魚のやりとりも出来ない訳だ。今回大会がすっきりしていて、いかにも手作り大会って感じで本当によかった。3匹ならイケスの容量的にもOKでしょ。検量も時間かからないし集計も楽ちん。魚も死なない。って前から言ってるんだけど、やっぱり問題あるかな?運営者&関係者&出場者よどう思う?何か問題が生じるか?

魚を食え(2001.06.16)
サバ:ジギングしていても釣れるし、シイラ狙っても釣れる。釣っても逃がしちゃう人多いけどちょっと待て。お前うまいサバ食った事ないだろ。朝釣ったサバは夕飯食う頃にはまずくなってるから逃がしてもいいけど、沖上がり直前で釣ったサバは絶対にキープしろ。エラぶっち切ってきちんと血抜きして持って帰ろう。食べ方は刺身、サバを刺身で食べるのをビビッてる奴いるけど、鮮度の悪いサバと同じだと思ってもらったら困る。一番いいのは釣ってその場で裁いて食べる事。この時ショウガなんて絶対にいらない。サバ特有の臭みなんて全然ないんだぞ。サバ釣ったらその場で食うか、きちんと血抜きして寄り道しないで帰りましょう。本当にうまいサバ食べたければ1声掛けてくれれば船出してやる。

アジ:これは釣ったらその場で食うな(笑)俺はアジ特有の臭みが好きなんだ。以前高級すし屋で食ったアジは新鮮過ぎてうまくなかった。これアジ?って感じ。釣ったら血抜きしてクーラーに入れて夜食べる事。生きたまま持って帰った事もあったが、アジらしい味がしない。アジは古い位が庶民的。時々メタルジグで釣れるね。

メジ:メジマグロ、これ黒マグロの子供、大きくなったら超高級魚だがはっきりいってまずい。日本人が普段食うマグロがうますぎるんだろうけど、マグロらしい味はするものの美味くはない。マグロ釣れた〜って喜んだけど食ってがっかり、うーんマグロは大きくなってから食べましょう。釣るのはカツオよりは簡単。

カツオ:これ最高。新鮮な内に食べるべし。小さいと味は落ちるがそれでもうまい。脂が乗ってるのとそうでないのといるが、乗ってなくてもさっぱりしていて美味いぞ。釣ったら血抜きはきちんとして食べるべし。

メッキ:ギンガメアジの子供。工場の温排水で育ったメッキ50cmは...怖くて食ってない。浮浪者のおじさんにあげたら近くの魚やに6000円で売ってきたらしい。大田区でシマアジって名前でいい値段で売ってるのは、温排水産かもしれないぞ。きっと違うアブラが乗っててうまかろう。

イナダ:去年海ほたるで釣れたイナダは最悪、腹に包丁入れると包丁が脂でベトベトになる位。食ってみたが身に締まりがなくブニョブニョ。この魚には死後硬直がないのか???って位。焼けば脂ジュージューで美味しく食えるんだろうけど、あの脂見てから食う気にならん。東京湾で釣れる青物でうまかった魚は1匹もいない。やっぱり潮がとろいからかね。走水から沖の魚はうまいのに...

シイラの季節(2001.06.16)
待ちに待ったシイラの季節が到来です。なんでこんなにワクワクするんだろうね。引きが強いから?炎天下でのサイトフィッシングだから?裸でビール飲みながら出来るから?理由は色々あるけど、とにかく楽しみ。でもこれだけ楽しみにしている気持ちとは裏腹に、またすぐ飽きちゃわないかが心配。一昨年は10回程度遊漁船に乗り50本程度釣り上げて、なんて面白い釣りがあるんだ!来年はもっと通うぞ。と思ってた。去年は30回程フィールドに出て300本を目標にしたんだけど200本で飽きちゃって、最後はフック付けないルアーでバイトだけ楽しむ羽目に...なんで1年で飽きちゃったかって言うと、サイトフィッシングだからなんだよね。ルアーの動きに確実に魚が反応してくれて、釣れない動きの時は1匹も付いてこないし釣れる動きなら即バイト。サイトだからこの釣れる動きを想像する必要も無く、シーバスでの知識をフル回転させてあれこれ試しているとすぐにパターンが分かってしまう。このパターンを1日続けると確実に釣果は2桁を軽くオーバーする。またパターンが毎日違えばいいのだが、俺がやる釣りはリアクションバイトの釣りだから、どんな状況でもほとんど通用する。べた凪でも食ってくるし、波があっても波をうまく利用できれば食って来る。楽しいか?って言われるともう飽きたって言葉しか出てこない。ペンペンから80cmまでは同じメソッドで釣れまくっちゃうんだから...でもまだ分からない事が1つ1mオーバーの魚だけはちょっと違うんだよね、早い動きについてこれないようで、リアクションバイトだけを狙った早いアクションじゃ追い切れない、かと言って遅くすれば見切られる。って事は食性に訴える釣りを展開する必要が出てくる。去年、一昨年はペンペンばかりだったから試せなかったけど今年デカイのが入ればこのパターンを探ってみたい。でも所詮サイトの釣りだからデカイの食わすメソッドもすぐ見つかっちゃうんだろうね。今年でこのパターンも見つけちゃったらもうシイラに用はない。シイラは夏のお祭り。毎日がお祭りだと飽きる様に、シイラもやり過ぎると簡単に飽きる。来年も楽しみたければ今年のシイラは5回までにしておけ。

おいおいルアーフィッシング情報(2001.05.29)
ルアーフィッシング情報にSIGノットが紹介された、紹介されたのはうれしいのだが「すっぽ抜けない電車結び」と書いてある。だーれがそんな言葉、考えたんだ?作り方は合ってるし、強力なのも正解、でも村越氏のノットと同じ扱いとは許せん。ノットの事を分かっていないバカが書いているのか?。電車結びに見た目が似ているからって、同じ扱いにするなよ。ノットの強度をどのような理論で出しているのか分かってないだろ。面倒だが、理論的な事を含めてHPで紹介するから、良く読んで理解してくれ。村越氏のノットは「すっぽ抜けない電車結び」、でも俺のは全然違うぞ、もしルアー情報のバカライターがそれを読んで俺が言っている事を理解出来たなら、掲示板で一言ゴメンチャイしてくれ。  ノットを考える

悪魔のZ(ゼット)(2001.05.28)
先に言っとく:この話し絶対に友人にはしない事、「お前頭ぶつけた?」って言われるからな。

悪魔のZの話しを聞いた事ある人ってどれだけいるんだろう。湾奥では知ってる人が結構いると思うのだが....何年前に聞いたのかいまいち俺も覚えていないんだけど。シーバスを始めたころに大先輩から、教えてもらった話し。湾岸ミッドナイトって車のマンガがあって、そこに悪魔のZってのが出てくるんだけど、最初はそれと一緒で、そんなくだらない話しあるわけないっしょって思ってた。まともに聞いてなかったから正確に覚えているわけじゃ無いんだけど、先輩の話しでは「悪魔のZと呼ばれるハンドメイドルアーがあって、製作者不明、出所不明、入所方法不明。形は目のない奇妙なルアーなんだけど、自分に必要な時にどこからともなくやって来て、使いこなせれば手元に残るんだけど、使いこなせない場合は自分の手を離れ、また違うアングラーの手に渡る不思議なルアーなんだ。アングラーがルアーを選ぶのではなく、ルアーがアングラーを選ぶから、なんかの拍子に入手したら、良く考えて使えよ。」「東京湾で作られる他のハンドメイドはこのルアーを目標にして作ってるんだぞ」こんな話しだったと記憶している。UFO信じない俺がそんな話しを信じる訳もなく、この先輩シーバスやりすぎて頭おかしくなっちゃんじゃないの?って印象だったと思う。

そんな話しをすっかり忘れていた数年後。根掛かりしたバイブレーションに1つの目がない変なルアーが着いてきた事があった。その時はこの話しを思い出す事もなく何投か投げてみたが、その頃の俺にはただただ使い辛くなんだこの変なルアー?としか思えず適当に投げているうちに何故かリーダーが切れて飛んで行ってしまった。今となってはそれが悪魔のZだったのか確認する術もないのだが、妙な形と目が無いのだけは、印象に残っていた。

そして先日、小雨降る中釣りしていた。雨の影響か表層では全然反応がなく泳層を下げてベイスラッグでボトムを引いてくると根掛かり。回収出来る感覚もなく、諦めてロッドを伸ばしテンションを掛けると切れるかな〜って直前でニュルって感覚と共に回収成功。あげてみるとルアーにルアーが付いているではないか。こんな事も時々あるのでラッキーと思い、GETしたルアーを良く見ると目が無い、形は以前拾って飛んで行ってしまった物と同じかどうか分からないが、ウッドで出来たハンドメイドっぽい。塗装から考えると以前飛んで行った物ではなく新しい。アイにやけに太いリーダー(60LB位かな?)が1m程残っており切れ口はすっぱり切れている。背中にはZ−rayの文字。この「Z」の文字を見て久しぶりに、この話しを思い出した。拾った瞬間はラッキーと思ったのだが、話しを思い出してからやばい女に手を出してばれちゃった時の様に心臓バクバク、びびりながら軽く引いて見たのだが、以前拾ったのと同様、水面直下しか潜らない今風のハンドメイド、何故こんなルアーが水深3mもある所から出てきたのか?、何かにからまって切れて一緒に沈んだとしても、こんなに太いリーダーがすっぱり切れるなんておかしい。いまいち理解出来ないぞ。気を取りなおして動きを見ると、これまたすごい動き「これだよ、これ!」俺が最近欲しいと思ってた動きなんだ。そう思った瞬間、急におかしな動きになる、心が乱れると、挙動がおかしくなる。げげ〜なんじゃこれ。どんなミノーでも心の変化は多少動きに出るが、ここまで心と同調する繊細なルアーは初めて、魂でも抜かれるんじゃねーか?って凄く不安になる。とりあえず半日使ってみたが切れて飛んで行く事はなかった。家でじっくり見ているとこのルアーに引き込まれる、普通のミノーと何が違うんだ?見れば見るほど分からない。目が付いてないだけじゃ...ないんだよな(汗)

数日後どうしても「悪魔のZ」が気になって連絡取っていなかった先輩に電話。悪魔のZの話しを聞いてみるとおどろいた事に「Z−ray」と言う言葉が出てきた。やはりこれが「悪魔のZ」と呼ばれている物らしい。先輩もずいぶん前に1個拾ったが40lbリーダーが何故か途中から切れてロスト。「普通に投げてる時はなんてことなかったんだけど、これ釣れねーなと思った次のキャストで切れた」と言う。また使いたくて色々調べたらしいが、入手先はいまだ不明。入手したほとんどの人が、拾った?らしい。結局電話ではこれが本物って以外、何の情報も掴めなかった。心の乱れが挙動に出る奇妙なルアー、ビルダーの魂が何を訴えているのか、もう少し使って分かったらまた報告してみたい。

以前のようにリーダーが切れて飛んで行ってしまったら?その時は...くやしいが俺には使う資格がなかったって事だろ。


こらティムコ!(2001.05.21)
ナイトレイドって本当に釣れるよね。でも売ってないよね。昨日釣り具屋に入ったって言うから行ってみてびびった。黄色いシラスカラーが4個だけ入ったんだってっさ、たった4個だけ入っても棚に並べられないから、奥においといて、「ナイトレイドあります?」って聞いた人に売ったんだって。俺が行った時、たまたま2個残ってて、友人と買っちゃったからもうそのお店にはないのよ。次回入荷は6月、その後は秋まで作らないそうな。時々聞く営業マンの勝手な話しかと思ったら、この話し埼玉、八王子、川崎3箇所でで聞いたから間違いない情報?だろう。生産調整する理由は「ルアーの出荷にメリハリ付けたいから」「夏に売れ残ってるとみっともないから」だそうな。なんだそりゃ。あれだけ売れてて、皆が欲しがってるのに、なんで生産調整するのよ、メガバスと同じようにプレミア目的?それとも夏のシイラに向けてレッドペッパーマグナム大量に作るのか?もっと皆に行き渡ってから生産調整しろよ。これじゃナイトレイドが釣れるヨーって言っていた俺がバカみたいじゃない。ハンドメイドと違って、誰でも気軽に購入出来て、本当に釣れるからこれ釣れるヨーって言ったのに....ルアーなんて消耗品なんだから、お店にいつでも並んでるのが当たり前で、売ってないルアーは2軍。今持ってるの壊しちゃったらどうすんのさ?秋までに手持ちが残り1個になったらどうする?びびってストラクチャーに投げれねーじゃねーか。せっかく使えるルアー作っても会社が使えねーんじゃ、どーしーようもねーな。こらティムコ、良い物作るなら、責任持ってみんなが使えるように生産しろ。ちっちゃい会社じゃないんだからさ!

ケン@ラフトさま、ナイトレイドが生産調整に入ったら、速攻で似た商品作って売り出しちゃって下さい。性能がちょっと劣っててもいつでも売ってるほう買いまっせ。

ついでにカラーバリエーション。変な色多いよね。ハヤリなのか分からんが、あんな変な色作るなら、パールホワイトベースをもう少し増やせっての、多分ティムコお得意のリミテッドカラーとか言って売り出すんだろうけど、そんな事しなくていい。最低でもパールホワイトチャートバックは出せよ。変てこりんなカラーばっかりで、みんな剥がしてシラスにして使ってるのよ、知ってた?俺の希望としてはパールホワイトオレンジベリーチャートバック(長いな)これ1個増えただけでかなりうれしい。今イワシがあるのに点々なくして縞模様にしてサバとか出すなよ。頼むぜティムコ!

がんばれ釣れない君(2001.05.09)
4/25に若潮橋周辺に久しぶりに行った。いつも川崎で遊んでいる俺が、なんで品川まで行ったかって言えば、前日にボートで群れを見つけたから。それから連日ナイトレイドで2桁叩き出した訳だが、日を追うごとに若潮橋の台船にどんどん人が増えて行く。魚はいっぱいいるのは確実。悪い潮も入っていない。うまく攻めれば2桁まで行かなくとも魚は出せたはずだ。混み合う台船からでも3本出した人がいるくらいだからね。うまく攻めるって意味が分かってない奴が多すぎる。5m間隔で並び沖に向かって投げ続ける、それは攻めるって言わねーよ。シーバス釣りに来たんじゃなくてルアー投げに来たのか?シーバスは足元にいるんだって何回言ったら分かるんだ(俺の影響力なんてほとんど無いからしょーがねーけど)。情報なんてそんなもんか、俺も昔はそうだった。新木場で15getとか聞けばそいつが使ってるルアーを買って行ってみる。でも釣れないんだよね。そんな簡単なもんじゃないって気が付いたのは、1年も経ってからだった。魚見えてる(目で見えるって意味じゃねーぞ)先輩と見えていない俺、隣で一緒に釣りしているのに何をしても勝てなかった。同じルアー投げてるのに毎回10倍近くの釣果の差を見せ付けられやっと気が付いた。同じ釣りしてちゃ勝てないんだ、自分は自分の釣りをする。先輩がマーゲーがパターンだって言った時に俺はアスリートを投げ続けた。ソルティーバディーだって言った時はヨーズリマグミノーを。パターン外してるんだからそれでも当然勝てなかったが、やっと自分の釣りを見つけた気がした。同じルアー、同じポイント。でも同じ釣りにはならないんだよね。ナイトレイドの使い方だって、同じスピードで巻いてりゃ釣れるんだろ!って思ってるかも知れないが、ここ!ってタイミングで竿先を10mmだけ余計に動かし、ふらつかせてバイトに持ち込む。10mmだけ動かすのは意識すれば誰にでも出来るだろうけど、ここ!ってポイントは毎日違うし経験を積まなきゃ分からない。真似したって真似出来るわけないんだから諦めて、自分の釣りを見つけろよ。今、釣れない君は何をするべきか、情報を追いかけるのも大切だが信用出来るシンキングミノーを1つ、フローティングを1つ見つける事。ルアーなんて何でも同じなんだよ。あれこれ買うんじゃねー。信じて使う事が大切で、使い込めばこのルアーはどう使えばいいか分かってくる。100本釣った頃にはほとんどの性能を引き出せるようになってるはずだから、また新しいルアーにチャレンジすればいい。お前のタックルボックスに本当の意味での1軍ルアーは何種類入ってる?俺のタックルボックスには、アスリート7cm(S)、9cm(S)、9cm(F)、ナイトレイド、ベイスラッグ、フライングダイバー(7cm)、アイルマグネット7cm(F)、7cm(S)、マールアミーゴ。信用出来るのは8個だけ。この数字が少ないか多いかは知らないが自分のタックルボックス眺めてみな。これ読んで何か感じたら信用出来るルアー掲示板で紹介してくれ。何種類あるよ?

ラインの話し(2001.05.03)
ラインの話ししろ!って要望で書いてみる。ラインなんて、何でもOKでしょ。どんなラインでも10lbあればシーバスなんて寄ってくる、特別引きが強い魚じゃないしね。じゃあ何でPE使ってるのか。ずばり必要だから。ただこれだけ。ゲームを組みたてる時に必要な情報が他のライン使うより多く伝わってくるのよ。シーバス初めてあまり長くない人はこの大切さが分からないかも知れない。最初の頃はゴンッって当たって、今のがボラの背中なのかシーバスの口なのか区別出来る程度しか、ありがたみが分からないだろうが(PE使ってボラパラダイスでバイトバイト!って言ってるどうしようもない奴もいるけどね)長く使うと段々分かってくるのよ、水流の変化、小さなベイトに当たった感触、シーバスが反転した時の水の動き、超ショートバイト。これだけ分かると、ゲームを組み立てる要素になる。シーバス釣る上で最も必要な情報、シーバスがこのポイントにいるのかいないのか。反転されたのがラインから伝わってくれば、魚はいる、でも食ってこなかった。じゃあどうする?ってな具合にその日のパターンを導き出せる。普通はバイトが出て初めて魚影を確認出来るのだが、バイトが出なくても魚影を確認出来る。これが重要なんだ、その日のパターンから物凄く離れた事をやっていたとする、バイトもないまま同じルアーを10投するでしょ、でも本当は2投目に反転されていたかもしれない。PE使ってこれが分かれば3投目からは違うパターンで攻めてみる事が出来る。で、また反転されたら次のパターン。そのうちパターンが分かってきて、ショートバイトになり、最後には釣果に結びつく。何の情報もないままルアーローテーション繰り返すより、確信を持ってルアーローテーションするんだから、効率がいいよね。PE使っていてこの辺が分からない奴は、使ってる意味ないね、もっと修行が必要じゃ。ただこの釣りしていると何の反応もないまま延々投げ続ける回遊待ちの釣りは、物凄く辛くなってくる。魚がいないのを分かっていながら投げ続けるなんて...気が狂ってるとしか思えん。でもシーバス始めた頃はそんな事やってたよな〜運河の明暗部に2時間投げ続けて2本も釣れりゃ大喜び。今同じ釣りをしろって言われたら金払ってでも断るだろう。

こんな事書いていてふと嫌な事を考えた。もしかしてあの頃のほうが幸せだったのか...だって...レベルは低いけど、釣り自体を楽しんでいた気がする。今楽しんでいるのは、魚釣った喜びやシーバスの引き、狩猟本能とか、そんな根本的な事じゃなくて、「いかに1本のシーバスで満足出来るか」わざと夜光虫の中で難しい釣りしてみたり、フック外してバイトだけ楽しんでみたり。数釣る事に飽きてくると...やばいね。とか言いつつ爆釣!って言われると行っちゃうんだけど...でも3匹位で飽きちゃう、途中で飽きずに1日30本釣る事が出来る人がうらやましいぞ。これからどんな目標を持ってシーバスをやるか...とりあえずTSCで優勝してから考えよっと。(目標は高く!、と言いつつそんなに高くねーな、はー)

そうそうラインの話しだったね。攻撃的な釣りしたいならPEだろうね。ただ、ジギングでナイロンに大差で負けた事がある。そう考えるとナイロンも使い方なんだろうけど、魚かけてからが面白くないのよ。グングン、お前本当にシーバスか?って感じ。これが許せなくてナイロン使わない。フロロも同じ理由。ラインの劣化も早いし...PEなら半年使えるもんね。ファイヤーライン&コーティング済みPEはライントラブルが少ないからナイロンから変更する人にはお勧め。でも慣れれば普通のPEだってトラブらないから...やっぱり普通のPEでいいんじゃない。あれれ?ラインの話しじゃどうやっても激辛にならんぞ!やっぱり「ナイロン使ってるバカ逝ってヨシ!」

弾くって何?(2001.04.26)
今まで「弾く」って感覚がどうしても分からないでここまで辿り着いた。弾く原因はバイトの瞬間にロッドティップがグンと入らないから弾く。でもデロンデロンのグラスロッドでも「コンッ」ってバイトはそうそうフッキング出来ないし、ロッドによって本当に差が出るのか?俺にはどうしてもその差が分からない。そんな事を考えながら今日もハートランドZ591MLFSを使う。ふとロッドの握り方に注目、他の人がどんな握り方しているか知らないが、俺はルアーを巻いている時、ロッドを握っていない、正確には落ちない程度におさえているだけ。バイトがあれば確実に竿は動きルアーは送り込まれる、時間にして0.3秒程度の話し。ロッドをギュッと握っている人は硬い竿では、バイトの瞬間に送り込む反射神経がなければ弾くかもしれない。そう思い始めまた考えた。俺はロッドを上に構える事にどうしても苦手意識がある。なんでかって言われると正確に答えられないが、釣れる気がしない。ラインが水に付いていないと気がすまないのかと思っていたが、上に構えれば当然腕に力が入る。腕に力が入っている時=釣れない。これが無意識の中にあるのかも知れない。グラスとカーボンとっちが弾かないと聞かれればグラス。硬いのと軟らかいのどっち、軟らかいの。理論的には分かっていたが、まったく実感できなかったのは、自分の握り方の問題なのかもしれない。これまで硬い竿ばかり使い続けてきて自然とこのスタイルになってしまったから、まったく気が付かなかった。逆に考えれば、「弾くロッド」これもブラーンと持ってりゃ勝手にロッドが送り込まれるんだから言うほど弾かないんじゃないの?シイラロッドでシーバスやった時でさえ弾く感覚無かったんだから、握り方、かなり重要だと思うぞ。長い竿や重量のあるロッドでは、どうしても力入るから、そうも言ってられないけどね。バラシに関しては、ファイトミス&テンション不足まずこれ。掛けた瞬間にエラ洗いくらってバラスならそのまま水面引っ張ってでもテンション掛け続ければそうそう外れないよ。軟らかいほうがバラシにくいってのはもちろん合ってると思うけど、ほとんどの奴がいう「硬いからバラス」ってのはそんな高いレベルの話しじゃない。腕で何とかしよう!って気がない奴はタックルに頼れ。でも金掛けないで腕で何とかしようって奴には絶対に追い付けないのは覚悟しろ。

シリーズルアー(2001.04.25)
ルアーって色んなメーカーから出ていて、それぞれに個性があっていいんだけど、ちょっとこれ何なのよ!ってのあるでしょ。例えばジャクソンのアスリートシリーズ、アスリート9(S)の動きが好きで、アスリートファンになって使ってたんだけど、デッドフロートが出て、こりゃきっと良いものだろって期待して買ったでしょ、投げただけで2軍落ち。これほどがっかりしたルアーはなかったね。なんでアスリートって名前付けてんだよ!。それで今回9cmのフローティングが出たのよ、これで9cmはシンキング、サスペンド(製造中止?)、フローティングのランナップが出来たと大喜びしてフローティング買って、また投げて2軍落ち。いったい誰がテストして製品にしてんだよ。DF作ったのと同じ奴がテストしてOK出してるのかね、アスリートシリーズはワイドウォブリングに方向転換か!9cmフローティングは買う価値見出せない(俺はね)グネグネ動かないからアスリートは釣れるんじゃねーの?ファンがいるんじゃねーの?同じ形でシンキングとフローティングで全然違う動きじゃ、シリーズの意味ないじゃん。テスター出て来い!ついでにS4(9)、S4は魚出す力は認めてるんだけど、新しく出たS4(シンキング)ってどうやって使うのよ???遠投できますって書いてあるけど、シンキングだから波紋出ないよ、もしかしてシンキングで波紋出したい時は...早巻き(爆)波紋が出ないS4の使い道教えてくれ。水中であのグネングネンが...いいのか?お友達のP3はまあワンダの泳層浅い版と思えば、シンキングでも使い道が見出せるんだけどね。もう1個ついでにティムコ、NEOってミノーがあるんだけど、これ何回使ってもコンセプトが見えてこない。なんなんだありゃ、個人的にグネングネンが嫌いって事もあるけど、訳分からん。可も無く不可も無くって狙いなら、アイルマグネットで十分よ。本当はどのルアーも使いこなしてから文句言うべきなんだろうけど、釣れる気がしないルアー使いこなす程、暇じゃねー。まあラインナップが増えるのはうれしいんだけど、違う動きなら他の名前付けるとか、動きを分かりやすく書いてくれよ。騙されて買っちまうじゃねーか。

おりょりょ!噂話し2(2001.04.16)
TSCの裏噂を読んだ、ある2001年TSC第1戦に出ていたアングラーの方からメールをいただきました。内容は「検量前に魚を逃がしてしたチームを見た」「大会本部に言おうと思ったが勇気がなく言わなかった」というもの。私が直接確認した訳ではないのでこれもあくまでも噂話しでお願いします。これどういう事かと言いますと、TSCのルールでは一人3匹までキープOKとなっています。4匹目を釣った時点で1匹逃がさなきゃいけないルール。3人で出場していた場合、何匹釣ってもイケスに入れられる魚は9匹だけ。検量前に逃がすって事は...そう9匹以上キープして大きい魚だけ検量に持ち込んだって事。うーんインチキじゃん。そういう事やるなら沖で誰も見てない所でやれよバーカ。で、結果は...しっかり上位にしっかり入ってますな(笑)俺らこいつらの賞金の為に出場代払ってんのね(爆)。まあトーナメントの雰囲気を楽しめるって意味で1万円近く払ってると思えばそんな高いとは思わないけど...でもなんか悔しいよね。ちなみにここは暴露話しをして、TSCを潰そうって企画じゃないからね、純粋にTSCの問題点を表に出しているだけ。変わってくれよTSC!俺、純粋にTSC楽しみたいぞ!

シーバスのプロ化とポイント公開問題(2001.04.15)
現在シーバスのプロ化&トーナメント(業界がシーバスブームを作ろうって話し、以後ブーム化)と言う話しが出ている、詳しい話しが分からないので現在の段階で結論を出せる状態ではないのだが、一言言わせてもらおう。これは先日行われたSBMでもマイクを握って喋ったのだが、緊張&酔っ払い&俺の隣にいたウルセーオヤジ&金髪兄ちゃんのチャチャ(人が喋ってんのにウルセえよ、黙って聞いて言いたい事は手を上げて言え)で、いまいち本当に言いたい事が皆に伝わったか疑問がある。その補足も兼ねている。

ブーム化によって我々シーバスをこよなく愛する(臭いセリフだ)アングラーに何のメリットがあるのか?確かにシーバス人口が増える事によって釣り業界の不振を救えるかもしれない。しかしポイントの荒廃、シーバスの減少、ローカルルールの破壊、などが容易に想像出来るのは事実である。我々には何のメリットもあるとは思えない。しかし本当にそれだけで反対して良い物なのか?自分のポイントに新しくアングラーが入ってきて、そいつらのせいでシーバスが釣れなくなる。本音で言えば「お前ら入って来るなよ!」って気持ちは当然持っている。でもそこは俺の持ち物ではない、誰もが遊んで良い場所(立ち禁でも自分が入ってるんだから、新しいアングラーが入ったってOKでしょ)。シーバスが釣れなくなるからって理由だけで文句を言う筋合いはない。ブーム化によってシーバス人口が増え、それによって我々が被害者になるという言い方は自己中心的すぎやしねーか?シーバス釣りたくて新しく入ってくるアングラーを拒絶しようとするのはおかしい話し、誰もがシーバスを釣る権利を持ってるんだからさ。ついでにどんな釣り方をしても別にいいじゃない。批判する権利は誰にもない。食べる為でもいいさ、細いラインでもいい、どう楽しもうがそれは個人の自由だ。ただ、お手本になる人間は必要。これから始めるアングラーは必ず何らかの情報を集めてシーバス釣りに入ってくる。この時に間違った情報が流れていないように我々が気を付けなくてはならないと思う。本当に上手な人間は4LBラインでも70upの魚取れるだろう。だからって情報として、シーバスは4lbでOK!なんてメディアに書くのは間違ってるって事。キャッチアンドリリースの話しも一緒、魚を逃がすのは良い事だと思うが、逃がさないで食べたっていい。無駄な殺生は避けるべきだけどね。私はシーバス人口の増加は防げないと感じている、今の状況がもっと悪くなるのも当然分かっている、この問題の焦点は悪くなるのが分かっていながらいかに悪くしないかであって、シーバス人口を増やさないようにしよう!って話しじゃない。業界が裏に回ってブームを作ろうが、インターネットで情報を流そうが構わない。勘違いしてる奴は、モラルの低下を防ぐために、シーバス人口をこれ以上増やさないようにする。なんて発言してるけどバカ言うな、逆だよ。シーバス人口が増えてもモラルの低下が起きないように努力をする、こっちだろ。なんか感情的になって勘違いしてる奴いねーか?

ついでにポイント公開問題:自分が見つけたポイントや教えてもらったポイントを公(雑誌、新聞、HP)に公開しても良いかどうか。プロ化の話しとダブるのであまり詳しく書く必要はないと思うが、ポイントを紹介し、ここで釣れますよって書くのが、悪い事とは思わない。しかし、これによって自分のポイントに人が大勢詰め掛けて、そのポイントを一生懸命秘密にして守り続けてきた人間が迷惑を受ける。確かに迷惑。でもこれも自己中心的な考えであってポイントを紹介した人間を批判するのはおかしくないか?例えば、おいしいラーメン屋を一生懸命探し、やっと見つけて通っていた。ミーハーな雑誌にそのお店が紹介されて、大混雑。3時間も並ばなきゃ食べられなくなった。確かに迷惑。でも紹介した雑誌を批判する権利はないんだよ。ポイントも一緒じゃないかな。バリバリの立ち禁ポイントの場合はちょっと難しいが。バリバリ立ち禁だって入る入らないは個人の問題。そこを紹介するのも個人の問題。俺は、バリバリ立ち禁はあまり紹介するべきではないと思うが、あくまで入る入らないは個人の問題だ。紹介するな!って言う奴の気持ちは分かるが、それ自分のポイントだからだろ。違うか?ある奴が北海道のバリバリ立ち禁ポイント紹介してたってお前は何も言わないはず。でさ、バリバリの立ち禁ポイントはうまく書こうよ。ちょこっと濁すとかさ。あと立ち禁でも誰でも入れるポイントってあるよね、夜間OKな公園や川以外、東京湾のポイントはほとんどがこれ。これを紹介するな!って言ったら何も紹介出来なくなっちゃう。そういう意味ではバリバリの立ち禁ポイント以外は別に紹介してもいいのでは?と思っている。ちなみにここで言うバリバリ立ち禁ポイントは見つかったら警備員と追いかけごっごした末に捕まって、警察沙汰になるポイントの事。柵の1つや2つ超えて入るポイントはバリバリじゃないからな。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。追加。。。。。。。。。。。。。。。。。。2001.04.16
私の立場は、BeBlueというHPを持ち、多少なりとも雑誌、新聞などにシーバスの情報を発信している立場。今や誰でもHPを持ち情報を発信する事が出来る時代だから、特別な立場ではない。

自分勝手な考え方かもしれんが、情報を発信するなら出来るだけ正確な情報を発信したいという気持ちがある。もちろんその事によって、迷惑と感じる人がいるのも事実ですが、ポイントを紹介する事によって、今まで1匹も釣った事がない人にシーバス釣りを楽しんでもらえるかも知れない。もっといろんな人にシーバス釣りを楽しんでもらいたい、もちろん釣って自慢したい気持ちもある、だから情報を発信する、、でも迷惑が掛かるかも...難しい...

誰でも情報を発信できる時代、今後もどこかでポイント紹介などに近い物が発信されるでしょう。増え続ける情報の中でこの動きを止められないのも事実(止める権利も誰にもないし)、ならどうするべきか?って事を考えましょう。って感じが言いたかった気がします。
これが立ち禁と絡むと、またややっこしくなるんですが...立ち禁=誰も入ってはいけない場所=当然紹介するなんてとんでもない。これ当たり前の考え方です。でも東京湾で釣りするなら避けては通れない話し、立ち禁で釣りするアングラー(これがほとんどでしょう)がどのように情報を発信するべきなのか?

例えば、釣果報告を一つ
「大井埠頭で22:00〜24:00まで10GETでした。」
一見何も問題ないように見えますが、
「夜間の大井埠頭は一般人立ち入り禁止じゃい、大井埠頭って書くなボケ!」
なんて言う人もいるでしょう。
1番簡単なのはやばい情報を発信しない事。でもね....
「@@埠頭で22:00〜24:00まで10GETでした。」これじゃ見てる方も、発信するほうも面白くないんですよね。
影響力のある雑誌でも、個人がちっちゃくやっているHPでも基本的には何も変わらない。まあお手本になるべき人間(ゴ横氏など)がみんなこれじゃ困りますけどね(笑)

ちなみに大井埠頭全体が夜間立ち禁になったのは、俺を含めて「ドリフト」やっていた連中のせいです。
自分で自分の首閉めるような事やるな!ごもっとも。でも楽しいのよこれが、悪いと思っていても止められないんですわ。

なんか意見があったら匿名でいいから掲示板で言ってくれ。メールはだめよ、1人1人相手すんの面倒だからさ。(爆)

TSC裏噂話(2001.04.11)
TSC(東京ベイシーバスチャレンジ)って大会がある。ボートでシーバスを釣らせたら誰が1番上手なのか?って素朴な疑問から始まった大会である。スタッフは全てボランティアで行われていて、スカパーの釣りビジョンでも放映されている。5位までに入ればなんと賞金まであるすばらしい大会だ。ルールは簡単、1チーム3人まで出場可能、1人3匹だけ自分で釣った魚を検量に持ち込める、3人で出場すれば、検量に持ち込めるのは最大9匹、2人なら6匹、1人なら3匹である。もちろん私も参加して楽しませてもらっているが、色々な噂話もちらほら。本当かどうかは俺には判断出来ないが、まあ紹介して行こう。去年の5.6戦&今年の1戦のリザルトをよーく見てみよう、5位から賞金もらえる事を忘れずに!。ある@@チームに注目して分かりやすいようにチームで一番大きい魚から、123と番号を振ってみよう。@@チーム第5戦、A氏:123 B氏:456、A氏がチーム内で一番大きな魚から3匹釣ったんだろう、腕の差って出るからね。第6戦 @@チームC氏:123 D氏:45、C氏がチーム内で一番大きな魚3匹を釣ってD氏は小さいの2匹、まあこんな事もあるわな。2001年第1戦 @@チームE氏:123 F氏:ノーフィッシュ、E氏がチーム内で一番大きな魚3匹釣ってF氏はノーフィッシュ。きっとF氏はお腹が痛くて釣りしてなかったんだろう。こんな偶然が連続3回も起きるから釣りって面白いね〜それもある特定の@@チームだけに...自然の力って偉大じゃ(爆)

TSCもあれだけの大会をやってくれて物凄く感謝してるんだけど、何かあると俺達ボランティアでやってるんだから!って、そりゃないっしょ。そういう気持ちを持っていても口に出すべきではないよ。俺ら、金払って参加してるんだよ、あんたらの懐にお金が入る入らないは別問題。参加者は大会にお金払って出場してるの!大会運営者がお金取ってでもいいから、責任ある大会にして欲しいぞ。今後も「ボランティア」で運営するならもちろん協力するけど、ここまで大きくなって、いろんな問題抱えて、仲間内で遊ぶ大会ですって言ったって、もう無理でしょ。インチキ摘発も含めて、今後もがんばってよ。

そうそう噂話って言えば2001年第1戦で村岡昌憲(有名人は実名じゃい)が1人で出て優勝。ボートのハンドル壊れてカイドウに工具借りた(ここまでは本当)。(ここから噂)ついでに魚もらったなんて話しが出てたけど、そりゃいくらなんでもないでしょ。その日カイドウにお客さん乗ってんだよ。誰がチクルか分からないような危険は犯さないでしょうよ。そこまでやるならストリンガーキープしたほうが安全。ありゃ実力でもぎ取った優勝でしょ。こんな噂、作ったの誰じゃらほい?

ついでにもう一つ噂話し:村岡昌憲と言えばメガバス。去年組んでいた児玉一樹とは今回から離れたのよ、児玉一樹に戦力外通知を叩き付けて、1人で出るって決めた時、児玉一樹は当然怒って「これで成績残せなきゃクビだね」って言ったとか言わないとか。で村岡昌憲は優勝、児玉一樹は一緒に出た増田聖哉(初出場)に釣り負けてしょんぼり(増田リミット達成、児玉1匹だけ)。桟橋の端っこでちっちゃくなって、うつむいていたのだけは俺は確認している。本当にそんな事言ったなら、お前がクビだろ!去年、村岡昌憲が成績残せなかったのは、スカパー見てりゃ分かるけど、お前が邪魔してたんだよ。バスで成績残せないからってシーバスに転向して、シーバスでもだめ、次は...夏だけシイラでもやれば?俺が叩きのめしてあげるよ(爆)

この話しはあくまでも2chから噂話を拾い集めて俺が作った多分フィクションです。真実かどうかは自分で判断じゃ

びっくり合わせ(2001.04.10)
合わせのスタイル&癖を変えるのって非常に難しい。体で覚えるだけに悪い癖が1度付くと、いつまでもそれを引きずるみたい。びっくり合わせがダメなのは誰でも知ってると思うけど、「今のびっくり合わせでバラシたよ」なーんて言う奴の中に、普段の合わせと、びっくり合わせの時とロッドの動きが変わってない奴がいる。変わったのは気持ちだけじゃ意味がねえだろ。冷静に合わせ入れるのは大切だけど、冷静にびっくり合わせ再現して楽しいのか?合わせが弱く、バラシ率が高い人は基本から考えなおしたほうがいい、どんな合わせが必要かって、口で説明するなら、素早く大きなストローク。バラシ率が高い人は大体ストロークが足りないぞ。ドラグ設定が多少弱めって事もあるが、俺が合わせると必ずドラグが鳴る、自分で合わせる時に、ドラグが鳴っていないならまねしてみな。きっとGET率に変化があるからさ。初心者より中上級者、苦しんで笑わせてくれ。

硬いからバラス?(2001.04.10)
ロッド選びで重要なのがまず硬さ、東京湾でショートロッド(7ft)程度までで、どの位の物を選べば丁度いいか、って良く聞かれるが、お勧めはライトアクション。エッジとかで言う2番。これ定番。確かに使いやすいよね。で1年前「硬いとバラス」、って力説してる奴がいて、俺ってバカだから、こんな事言う奴がいると否定してみたくなる。選んだロッドはハートランドZ591MLFS、これどんなロッドかって口で説明は難しいが、「誰よりも硬いロッドない?」って事で見つけてもらったのがこれだった。最初は確かに棒だった。エラ洗い1発でフックOFFもあった。でも1年間使い続けて分かった事。ロッドに合ったファイトが出来るようになればフッコだって、硬くてもバラさない。硬くてバラスのは腕の問題だろ。40〜50cm級のフッコのGET率が50%以下の奴はどんなロッド使ってもダメ。タックルが悪いんじゃない、腕が悪いの、あと100本釣ってから考えろ。あとタックルインプレッションとか書いている人いるけど、本当に全てのロッドを使いこなせるまで使ってから書いているのか?自分のお気に入りのロッドがあって、そのロッドは使いこなせるとする。これを基準に他のロッドの善し悪しを書くなよ。このロッドは硬すぎるだの、弾くだの批判ばっかり。本当に使いこなしてれば必ず長所も見えて来る。批判ばかりのタックルインプレッションは信用出来ないよ。ついでに辛口だらけの「しぐ」も信用すんなよ。(爆)

人の上に立つ器(2001.04.06)
今まで釣り関係でクラブとかチームとかを色々見てきた。表向きは普通の釣りクラブなんだけど、中にはひどい奴がいてさ、メーカー&ショップ&プロと繋がりがあるからって、すげー態度でかいのよ。「君の釣りは、間違ってる」とか、「そんなんじゃ釣れないよ」とか言って、自分の釣りがいかにも正しいかのように教えてくれる。確かに最初は自分より釣りが上手だし、この人すごいんだろうな〜って思ってるから、納得してるんだけど、ある程度腕が追い付いてくると、ただのうざい存在。1年も経つと段々皆が離れて行こうとする。それをまた強引に「俺はこのチームのリーダーだ、文句あるのか」ってな態度で食い止めようとするから、もっとウザクなってくる。君は「人の上に立つだけの器はない」って事に気が付いてるのかね?今まで皆が付いて来ていたのは、強引に引っ張ってくれるから、メーカー&ショップ&プロとの繋がりにあこがれていたから。器のある奴がリーダーやってるチームって、そんな強引さとか、変なあこがれとかが無くても、人柄に惚れて皆付いて来るのよ。器のない奴はその正体がばれた時点で終了。会社と同じでしょ、社長ががんばらなきゃ組織は崩壊する、でも強引過ぎると社員の反感を買う。普段人の下でペコペコしてる器しかない奴が、突然会社の経営任されたらどうなるか分かるでしょ。まあ、あそこも潰れてお終い。BeBlueはどうかって?メンバーに聞いてくれ。

道具名人逝ってヨシ(2001.04.06)
リール:ステラ、俺は持っていない、欲しいと思うけど、シーバス釣るのに必要ないでしょ。ステラの魅力は、ドラグ、回転の滑らかさ。リールは滑らかなほど良い。ドラグも滑らかなほうがいい。とは言っても君には本当にそんな性能が必要なのか?ドラグテンション何キロに設定してる?で何ポンドのライン使ってるの?考えろよ。いくら出来の悪いリールでも絶対に切れねーよ。君にはステラのドラグは必要ない。他のリールじゃラインの出方が気に入らない?そこまでこだわるなら許す。滑らかさ、これも本当に必要か?アルテグラでは分からない事がステラ使えば分かるのか?。ベアリングシャーシャー鳴ってるステラ使ってる奴も同じ。ほとんどの奴はステータスで持ってるだけじゃねーのか?最高級品が欲しい気持ちは分かる、でも買って満足してるだけじゃ意味がねーよ。バンバン使え、ボロボロになったステラ、これが一番かっこいい。俺が本当にステラの必要を感じたのはバイオマスター4000で130upのシイラ掛けた時と4kgのカツオ釣った時だけ。もしかしたら1ランク上げたツインパワーで十分なのかもしれないが、ステラならこの魚止まるんだろうなって思ったよ。必要を感じてから物は買え!

ロッド:俺の周りではほとんどの奴が3万円程度の物を使っている、1万円のロッドじゃ我慢出来ない所があるから3万円なのよ、分かるかな、これからシーバス始めるって奴は1万円の物選べ、そして1年間使ってみろ、きっと今の竿に何が足りないか、明確に見えるはず、これが分かってない内は次のロッドなんて必要ない。3万円の竿ってのは、万能じゃない。とんがってるから面白い。これが分からない奴が欲しがってるけどお前には必要ないだろ。「その竿1万円のより何が良いの?」って聞かれて感度、軽さ、位しか答えられないなら、1万円から出直せ。デストロイヤーとか欲しがってる奴もほとんどバカばっかり。F3-610の何がいいの?俺なら「長さ」と「グリップ」って答える。意味分かる?

釣具屋でスペック語って迷いまくってる奴いるだろ、このリールは何グラムであそこがどうで、ここがああで、バカじゃねーのか。高い買い物ほど慎重になるのは分かる、でも本当に必要を感じて買うんなら、ほとんど迷わないんだよ!迷ってる奴は必要を感じてないから迷うの。バカ丸出しは止めておけ。

相模湾でシイラの乗合船とか乗ると面白いよね道具名人ばっかり、タックル皆すごいのよ、ステラ10000とかトーナメントZがズラーと並んでる。ロッドもすげー高いのばっかり。出港前には皆で計り使ってドラグの調整、見てて笑える。で、実釣開始。俺らライトタックルでキビキビルアー動かしてバンバン釣る。道具名人、道具が重すぎてルアーにアクション付けられない。釣りしに来て魚掛けなきゃその道具意味ね−じゃん。カツオジギングの時も同じだった、超ハイスピートショートジャークがパターンで、ジグなんて何でもOKって時に、俺と友人だけバイオマスター4000でバンバン釣りまくった。俺が黄色いシーフラワーで釣ると周りが皆黄色いジグ付ける、ピンクで釣ればピンクに、でもやってる事が違うから全然釣れないのよ。人の釣り真似するなら、何が違うのかよく見ろよ。いい道具使って「魚いないじゃん」とか「またあいつだけ釣ってるよ」とか意味不明な事言うなっての。「自分の腕とのタックルバランス考えない道具名人逝ってヨシ!」

現在のシイラゲーム(2000.10.08)
去年までは乗合船でシイラに行っていた。よく通ったのは平塚の庄三郎、毎週のように通ったが、ミヨシが取れないと面白くない。逆にミヨシが取れれば、乗合船でも仕立てと同じようにやりたい放題。ミヨシを取るために前日の夜9:00から並んだ事もあったが、休日はそれでも遅い。いい加減いやになった。

そこで仕立てを思いついたが、有名な船宿は予約でいっぱい。そこで城ヶ島の漁師と交渉して一人5000円で仕立ててもらったが、悲惨な結果に終わった。折角見つけたシイラの群れに頭から突っ込むは、エンジン全開で散らしてしまう、めちゃくちゃ。いつもタコ壷漁してる漁師さんだったので仕方ないと言えば仕方ない、今考えれば潮色が悪い中、大島周辺まで船を走らせてくれた漁師さんにただただ感謝です。

その頃から、乗合や仕立ての船長に不満が出てきた、もうちょっとこうしたほうが良いのでは?と思う事が多くなり、でもその船長は毎日シイラを釣らせているベテラン。私のような者がああだこうだ言うのも気が引ける。言いたいけど言えないイライラが募ってくる。こうなったら自分が船長をやりゃ文句ない。って事でボートを購入し船長になった。

シイラでやりたい事は決まっていた。渋いシイラを釣る事。乗合船ではどうしても活性の高いシイラを求めて探し回る、これに不満があった。そこに魚が居るなら何とかして釣ろうよ!何を投げても食ってくるようなシイラにはあまり興味が無い。そこで選んだポイントは、日本一すれたシイラがいる場所、相模湾。それも城ヶ島西沖パヤオ、黄色いパヤオを見た事ない?私のフィールドはここと決めた。確実にシイラがいる、そしてとてつもなくすれている。イワシを積まない乗合船は10分で見切るポイントだ。シイラは居てもルアーを追わないからね。イワシ積んだ船でも30分、イワシには高反応で最初はルアーを追うがそのうちすれる、それで釣れるのはバカなペンペンばかり。こんなポイントで何とか釣る為に施行錯誤する事に決めた。

何度も通う内に今まで気が付かなかった事に気付く、ボートが与えるプレッシャー、これがどれほど重要な物なのか考えた事がある人は少ないはず。このポイントを攻めにくるかなり有名な遊漁船でさえ気が付いていかもしれない。それとも気が付いているがお客さんのためにあんな流しかたをしているのか?そんなお馬鹿な流し方をしている。特にイワシを積んだ船はこの傾向が強い。イワシまけば釣れると思っているからかな?馬鹿な遊漁船が一度攻めると大きなシイラは10mラインまで沈んでしまう。残るはペンペン、自分で魚を散らして釣れないからイワシをまくのか、笑えるね。ちなみに私はイワシは邪道だと思っている。ルアー釣りでエサまいてOKな釣りなんてないでしょ。イワシまいてルアーで釣って、それがルアー釣り?遊漁船は商売、何がなんでも釣果をあげないと一般的な評価が下がる、でももっと志を持った船宿が増えても良いと思うぞ。カツオの1本釣りをやった事があるがこの時はイワシをまいた。私の中ではこれはOK、ゲームじゃなくて漁だからね。シイラももっと1本取るプロセスを大切にする釣りになってもらいたいものである。