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釣行日記
9/9 多摩川 アユ
5匹
俺にとって一番近い川、多摩川。昔からクチボソ釣ったり鯉釣ったり。稲中前は俺のポイントさ。そこから1km程度上流に登戸のダムがある。ここの東京側にはとても多摩川とは思えない瀬が続いている。20年も前、ここで遊んでいた俺は投網のオジサンが大量のオイカワを捕獲したのを目撃。いつかここで俺も投網を投げてみたいと思っていた。

昼の2:00、仕事中だが「多摩川で遊ぼうぜ!」の電話。家に戻りビールと投網を持って多摩川へと足を向ける。コケで滑る岩盤にアユのハミ跡。アユ釣りの人が5人。思い切って水中眼鏡を付けて潜ってみる。オイカワとハヤは確認出来た。投網を打ってみると。綺麗なアユが1匹入った。まぐれか?と網を打ち続ける。

毎回オイカワかハヤが入る。5回に1回アユが取れる。魚影が濃い。日が暮れるまで遊んでしまった。

持ち帰ったアユを焼いて食べてみる。胃袋一杯に広がる多摩川の味。これをまずいと判断するか、地元特有の味と判断するか。京浜運河のシーバスは工場の味がする。それに比べたら多摩川の魚が多摩川の味がするのは自然な事だよな。

うまいアユの話をよく耳にする。地方に行って俺もアユを食べるがいつも違和感を感じていた。まずい訳ではないが特別うまいとも思えないのだ。地元の水を飲み、その水で育つ米や果物を食べる。水分の多い梨、地元で取れるこの梨をうまいと食べてきた俺にとって、多摩川のアユは物凄く自然な味がした。アユの味を語るなら地元のアユの味を知ってからにしろ。江戸川周辺なら江戸川のアユ、荒川周辺なら荒川のアユ。鶴見川なら...食べちゃダメよ(笑)まずはそれを食ってからな。
8/23 丹沢 - 丹沢に川遊びに出かける。川崎の家から1時間半も走れば綺麗な渓流が待っているのを知っている人はあまりいない。こんな川の上流には必ず管理釣り場があり大雨で流されたニジマスやらブラウンやらが結構いるもんだ。今日は釣りではなくモリと水中眼鏡でこの魚と格闘だ。

水が冷たくなかなか腰まで入れないが1つ目の堰堤まで延々と水中を見ながら上って行く。鮎やヤマメが結構いるがこんな魚は俺の腕では捕まえることが出来ない。流れも急で投網も無理。諦めて石の下に潜むニジマスを探すのだ。何個かある淵でのんびり泳いでいるニジマスを発見。寄って来た所をブス。ビシビシとクネル魚はモリから外れて逃げていってしまった。修行が足りないようだ。

先にある淵でもう1匹のニジマスを発見。50cm程度はある大物だがかなり深い所にステイしている。息を吸い込み潜る。のんびり泳ぐ魚に向けてモリを発射。距離感がメタメタ。背びれに刺さったモリに魚信が伝わるがあえなくバラす。1匹もGET出来ずに一度戻るとそこに地元の中学生2名が入って来た。

「つめて〜」と言いながらも水にドブンと入る彼ら。元気一杯だな〜と見ていると一人のモリの先に立派なニジマスが....マジ?運のいい奴らだ(笑)しばらくするとまたニジマスをGET。で、10分後にまた1匹。なに〜〜〜。偶然ではなく上手なのだ。山道を延々チャリンコで上ってくる彼らには物凄いバイタリティーを感じた。

熱い視線を投げかけていると「ニジマスいりますか?」と来た。悔しいがここはもらっておこう。いや、まじで完敗。その後上流から帰ってきた彼らの手には大きなブラウンが2匹。いやいや凄いとしか言いようがない。

俺はもらったニジマスをモリで着いて記念撮影。だって...悔しかったんだよ〜〜〜

次回は俺も1匹は取ってやる〜〜。
8月 新潟 新潟を訪れるのは今年で何回目だろうか、いつもは山で遊んで来たが今年は佐渡島へフェリーで渡ってみることにした。川崎から直江津港を目指しのんびり運転で5時間。やっと付いた港には大きなカーフェリーが待っていた。アクアラインが出来る前、川崎から出ていたフェリーがあったのを思い出す。港で釣りしているおじさんに声を掛ける。小さなサバが入れ食いだ、岸壁には3cm程度のシコが回っているのが確認できる。

港を出て気になるのはやはり海、カモメが船を追いかけて来てはスクリューで巻かれた小魚を捕食している。船の横200mの所で鳥山発見。魚種は不明だが大規模なボイル。フェリーからルアーを投げてみたいもんだ。2時間ちょいの船旅を楽しみ到着。

佐渡は釣り天国、対馬海流の影響を受けてマグロも入ってくるらしい。頭の中は釣りで一杯だったがふと我に返る。釣り?こんな遠くまで来て釣り?島中が磯だらけ、こんな恵まれた環境で船に乗って釣りする事に違和感を覚えた。磯があるなら磯で遊べ。水中眼鏡と海パンで潜ってみる。狙うはもちろんサザエ。ただし、捕獲してはいけないのでキャッチ&リリースだ。岸から50m程度の所にテトラが入っている。このテトラ周りにゴロゴロとするサザエを発見する事が出来た。本当はこれ焼いて食べたいんだけどね(笑)

一泳ぎして地元のスーパーに出かける。観光客など来ない小さなスーパー。ここで20個700円のサザエと4個1200円のアワビを購入。早速BBQだ。


腹いっぱいにサザエとアワビを食べて宿に入ると夕飯にもサザエ...食べ切れません(笑)翌日は近くの防波堤から子アジを狙ってサビキ釣りをしてちょっと観光。底が透明な船に乗り海を堪能、夕方のフェリーで戻る。

ここからは川遊びだ。福島県との県境の村で遊ぶ。7月にも来たが今回の目的は8/10から解禁になった網遊び。店に顔を出して投網を購入する。1万円程度の道具だ、これで鮎がいっぱい取れれば文句はあるまい。ちなみにマイ投網は2個目。今回の投網は欲張ってちょっと大きめにした。鮎取るぜ〜〜〜。

ウキウキしながら川に入る。投げる。何度投げても上手に開かない。投網を覚えたのは3年も前だ。体が覚えていないのか?2時間投げ続けたが上手に開かなかった。あまりの悔しさに帰ってからインターネットで投網の投げ方を調べる。あれれ、網の持ち方間違ってるジャン。明日は朝からもう一度チャレンジだぜ。


こうやって右手、左手、肘に重りを分散させて持つ。


をりゃ〜と魚がいそうな所に投げる....ちゃんと開くでしょ。


網を寄せてくると、ジャジャーン。鮎。


もらった岩魚、山女と一緒に食べるのさ。

漁業組合に入らないか?とお誘いを受けた。組合員になれば刺し網が出来るのだ。迷う、ビチビチ跳ねる鮎をたんまり取れる。市場にも出せる。来年は新潟で漁師...悪くない選択だ。


ビールとスイカは川で冷やす。棒を拾ってきてスイカ割。子供の頃の夏ってこんな感じだったよな。

暗くなってからは花火。と思っていたが、これだけの自然の中で人工的に作られた花火は似合わない。今までそんな事考えたこともなかったよ。星が見えるんだ、それでいいじゃん。

1週間遊びまくりで帰宅。なんの気なく電源を入れたパソコンは流行のウイルスに犯されていた。現実に引き戻された月曜日。体がだるい。


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