他の釣り日記

日時
場所
サイズ
HIT数
GET数
釣行日記
12/11 フッシュオン
王禅寺
45〜30
15匹位
予報では雨が降るらしい。週末は忘年会やら仕事の締め切りがあり釣りには行けないかもしれない。雨が降る前に釣りがしたい。

そんな時にニジマス釣りに行こうよって誘われれば断る理由は当然無い。午前中だけの釣りなら仕事への影響も少なく何とかなる。東山湖、シシドメ、王禅寺と迷ったが往復の時間を考えて王禅寺に決めた。最近では魚のコンディション&水質が悪く、魚の活性も低く...とあまり良い話は聞かないが、渋いなら渋いなりに楽しめばいいのだ、大爆釣だけが釣りじゃないからね。

6時間券を3000円で購入してフィールドに立つ。魚の活性が低い原因が水にあるなら少しでも酸素の多い場所に行くのは釣りの鉄則だ。シーバスだって風表の方が釣れるっしょ。ニジマスも同じさ。レストハウス前にポイントを決めて朝一はミノーから試す。シケイダー(セミみたいなミノー)の表層デッドスロー。これに反応する魚と30分程遊んでみたが見切りが早くなかなか食わない。次にアスリート5cmやらナイトレイドやらで遊び続けるが、「コン」ってバイトはあるがフックアップはしない。相当魚がすれている印象。小さなスプーンを投げている人は30分に1本程度釣り上げているが、パターンらしいパターンを掴み連続でGETしている人はいない。

こんな状況でも何とか釣る方法を考えるのが王禅寺の楽しみ方だろう。簡単には釣れない魚を相手にゲームを組み立てて行く楽しさを堪能出来る素晴らしい管理釣り場だと思うんだけどな。

一緒に行った友人がゴミのラインを釣り上げた。回収しているラインに付着しているゴミにマスがバイト、もしかしてこれがヒントかも...ボトムすれすれで動く物体に反応するのか?シンキングミノーやバイブレーションのボトムでのトゥイッチを試みると今までが嘘の様に釣れ始める。1つのパターンをやっと掴んだ。比較的大きな固体がポンポンと釣れる。これは楽しいぞ。スプーンで同じパターンを試してもダメなんだけど...不思議だ。



ふと隣を見ると渋めのおじさんが1人スプーンでイレパク中、使っているスプーンの種類とカラーを見て参考にする。表層の早引き、カラーは温暖色。これもはまった、サイズは比較的小さいが頻繁にバイトが出る。フックアップするまでなかなか行かないが反応は今までとは確かに違う。上手な人の釣りを見てパターンを掴むのもこれまた楽しい。

しばらくすると冷たい雨が降って来てしまった。終了時間1時間前から降った雨、早めに切り上げようか迷ったが楽しさに負けてすぶ濡れ。近場を選んでおいて良かった良かった。

ちなみに拾ったフライを投げてみたらイレパクだった事を考えると魚の活性が低いのではなく、ルアーにすれているだけだ。ちょっと頭を使う釣り場ではあるが、かなり満足して帰宅。次はどんなパターンが待っているのか非常に楽しみである。

ゲームの組み立てが出来ない人は辛い思いをするので他の管釣りに行く事をお勧めする。家族で遊びに行き「釣れた釣れた〜」と楽しめる場所では決してないだろう(笑)
11/26
11/27
東扇島 アジ
メバル
サッパ
何でかな〜かなかなアジが釣れないな。こうなれば意地でも釣ってやる。夜の7:00に出撃。東扇島の西公園の先端に釣り座を構える。北風が強くとにかく寒いのだが、ここでやめたら何も得られないまま今期は終了していまう。何とか釣れる時間帯やアジの泳層をつかんでおきたい。

コマセを用意する間に電気ウキを流しメバルを狙ってみる。これがポツポツではあるが食ってくるので楽しいのだ。本命のアジ狙いを開始。コマセをカゴに詰めて落とす。しばらくするとグンとロッドが曲がり小さめだが待望のアジをGET。ポイント選択が良かったのかな?(情報くれた皆様に感謝!)次の1投もロッドがしなる。またアジだ、今日はもらったぜ!2匹連続GETで気分は最高。

潮位が下がると反応がなくなる。これは先日と同じパターンだ。もう少し深い場所に移動しよう。車で移動して今度は浮島側の岸壁に入る。水深は先ほどの2倍の10m程度。ここに来てすぐイワシの群れに当たる。潮位が下がった時はやはり水深がある所の方が確率が高いみたいだ。

流していた電気ウキが消し込む。20cm程度のメバル。こりゃ面白いね〜。と一時メバル狙いに夢中になる。数匹メバルを釣って楽しんだ。時間はすでに潮止まり。満潮で入って干潮まで釣りをした。しかし釣れたアジは2匹だけ。気になるのは潮位。潮位が高い時しか釣れないのか?だとすればこのまま満潮までやればもう1チャンスあるかもしれない。それを検証してみたい時間は夜中の2時、風が冷たく帰りたいが粘って見ることに...

何も釣れない時間が過ぎて行く。朝まず目の1チャンスだけの為にコマセを撒き続けるのが辛くなって来た。日の出1時間前になると地元アングラーがポツポツ姿を現す。隣に入ったオジサンもアジ狙いだそうだ。2週間前位までは25〜30cmのアジが確実に釣れたんだけどね〜との事。いよいよ明るくなって来た。体は芯から冷えているが気合の入れ所。隣のオジサンの竿が曲がり子アジ登場。次は俺か?、次こそ俺か?....来たぁ〜〜〜。それも重い、3〜4匹まとめて掛かったぞこりゃ。朝まで待った甲斐があったよ。仕掛けを見ると銀色に輝く固体が5個。やっぱりアジは朝だねと思った瞬間に凍りつく。サッパじゃん...全部サッパじゃん。エイリアン乗せたサッパも混じっている。俺の徹夜は何だったのか...テンションが続く限り頑張ってみたがもう駄目。夜の寒い中13時間コマセを打ち続けた結果、釣れたのは釣りを始めて30分で釣った2匹のみ。悔しいったらありゃしない。帰って仕事だ...




11/27
夕方になると今朝の悔しさが込み上げて来る。昨日釣れた時合いの1時間前に行けばもっと釣れるんじゃないか?疑問が湧く。体はすでにボロボロだが確かめるべく東扇島に向かう。途中の釣り具屋で情報を仕入れると、「アジ?もう夏じゃないんだからさぁ」とあきれ顔、季節外れで悪かったな。今日は最初から浮島側の岸壁に入りコマセ開始。数分でやはりアジが来た。この時間は回って来るようだ。連荘はしないものの、終始ポツポツ、5〜6匹釣れた所でイワシの反応さえなくなった。ここで帰るつもりだったが岸壁に止まる大型船の光が気になる。

光のある所での反応を調べたい。船までの500mをテクテク移動。明かりの影響があるならボトムより中層の方がいいのではないか?タナを毎回変えて釣りを続ける。水深は15m程。狙うは8〜12m。しばらくするとイワシ登場。やはり光の下にはイワシがいる。後はアジがいるかどうかだ、1時間経過、物凄く小さいがアジ登場。子アジも光の下に群れるみたいだ。ここまで分かったらもう十分。

ここ3日間で得た経験はいつかきっと生きる。狙ったサイズのアジは出なかったが満足は出来た(と言うより飽きた)。

教訓:魚がいなければサビキやっても釣れません。
11/24 東扇島 イワシ
30匹
昨日のシーバス釣行途中に出会ったアジ。これが釣りたい。昨日のおじさん曰く「コマセじゃ釣れないんだよね」。え???コマセじゃ釣れない???オジサンはアオイソメでアジを釣っていたのだ。ここでムフフな考えが浮かぶ。コマセじゃ釣れないなんて...そんな訳あるか!コマセでいっぱいアジを寄せてバカバカ釣ってやる!!

中原釣具に行きコマセを3kgとサビキ、カゴ。ついでに前から欲しかった5.3mの3号の磯竿を買い込む。これでクーラー一杯にアジが釣れちゃったりしてぇ〜〜〜。家を出てから東扇島までウキウキである。ポイントは西公園と迷ったがスバル前に決定。

気にしていた風は後ろからで助かった。早速仕掛けを投入する。釣れちゃった時の竿に付ける鈴まで新調したんだ。寒さなんてぶっ飛ぶ位の期待感。投入から10分程で鈴が鳴る。来たーーーーー。上げてみるとカタクチイワシだ。ちょっと残念。それでも魚が釣れた事がうれしい。竿を2本に増やし万全の体制を取る。

また来た。この鈴の音がたまらなく好きだ。100m程先で竿を出している人の鈴が鳴っても心臓がバクバクする。自分が誤って竿に触ってリンリン鳴ってもドキドキする。風が吹いても....いや、楽しいのよ本当。

竿が2本あると忙しくて仕方がない。あっちでリンリン、こっちでリンリン。休む間もなくイワシが釣れる。このイワシが釣れなくなったらアジの出番だぜ。そろそろ潮止まりの時間という頃、ぱったりイワシが釣れなくなった。アジが回って来たのか!!鈴は鳴らない...鳴らない...鳴らない。魚がいなくなっただけかよ!

上潮に期待じゃ。ってもう夜の12時。明日仕事じゃん(涙)俺のアジはどこにいるのだろうか、オジサンが言っていた言葉を思い出す。「コマセじゃ釣れね〜よ!」トホホ。次はアオイソメも持って来てみるかな。35cmのアジまで釣れているんだ、俺だって釣りたいんだ。

11/18 中ノ瀬 420g〜250g 一度興味を持つととことんやらなくては気が済まない。本日もスミイカで出撃。最初に入ったポイントは同じエリアなのだが今まで釣れなかったポイント。水深も一緒なのに何故か釣れないポイントってあるもんで、このポイントを見切る為に30分だけしゃくってみる。ここで釣れてしまうと俺の考え方が間違っていた事になるので、釣れないでくれ〜と祈りながらシャクル。無事?釣れず移動。

ここは確実に釣れるだろう!と思うポイントを魚探で探し流し始める。3人で始めたのだが50cm隣でしゃくっている友人の2号のエギに何故かやたらと乗る。潮下の有利さもあるがそれだけが決め手ではない程の差なのだ。潮の速さ、エギの動き、リーダーの長さ。全てをマッチさせた時、他の人を出し抜くだけのメソッドが完成する。段々とエギングでのゲームの組み立て方が分かって来たぞ。

何をしたら効果があって、何をしたら無意味なのかを判断出来ると、シーバス同様すばやくその日のパターンをつかむ事が出来る。それが確実に釣果に繋がるもんだ。

友人の好調を尻目に俺は「ダウンショットととスッテ」仕掛けを試してみる。一番オーソドックスで本日釣れている仕掛けと比較できるいいチャンスだ。散々試してみたが結果は友人の圧勝。釣行後に考えて今日出した答えは2号というサイズではなく軽いエギが作り出す動きが釣果に繋がったのではないか?先日まで色の差などに重点をおいて調査してきたが次のステップに踏み出せそうな感じ。

次回はリーダーの長さによるエギの動きと号数の違いを検証してみようと思う。

船中21杯(3名) 俺5杯だけ 画像は最後に釣れた420g
11/15
11/17
東扇島
中ノ瀬
2杯 中ノ瀬にスミイカがいる。東扇島でも5〜6月はイカブームに沸いた時期があった。今は???イカ狙いで訪れる人もいないこの時期に東扇島ではたして釣れるだろうか。水深等とイカが集まる条件はほぼ揃っている。今日1回の釣行が無駄になってもいい、そう考えながら護岸に立ってみた。

今日は空気が澄んでいて対岸の木更津が良く見える。木更津の12〜30mラインでスミイカは釣れているとの情報が手元にある。その対岸のここでも居るのではないか?3時間色々な事を試してみたが、底質に問題がある気がする。中重りが底に付くと鈍い感触。分かっていたがヘドロか....ヘドロの場所にはいないのか?中ノ瀬も木更津も砂泥地帯。ヘドロとはちょっと違うんだよなぁ〜
やはり今回の調査は無駄になってしまった。



気を取り直して日曜日、夕方になっても風が収まる気配がない。これでは沖にはいけない、と諦めていたのだが、夜7:00に風が収まり始めた。こうなると居ても立ってもいられない。この時間から急に付き合ってくれる人はいない。1人で行くか...ボートまで1時間はかかる、そこからポイントまで1時間。潮が動き出すタイミングには間に合いそうだ。京浜運河を抜け中ノ瀬まで走らせる。風はないが荒れていた余波は残っている。ドンブラコッコでポイントに到着。真っ暗で広い東京湾のど真ん中。こんな所でたった一人ぽっちでエギをしゃくる。なんという孤独感だ!絶え難いぞ。でもね、気になって仕方が無いんだよ。

前回気が付いたカラーの違い。これが真っ暗な中でも有効なメソッドになるのかどうか、人間の目にはほぼ同じに見える物だがイカの反応が気になる。流し始めて1時間。やっと1杯目がズシっと乗ってくれた。ここでカラーをチェンジする。これでどうだ!と流し始めるが無反応な時間が過ぎて行くばかり。収まっていた風が強くなり始めたのが気になりだした1時間後に、またズシ!嬉しいのだが何故乗ったのか理由が全くわからない。釣れたのは1匹目と同じ所だ。ここにイカが溜まっていたと考えられるが、何度も何度もその前に流してるんだよな。たまたま回遊してきただけなのか?結果は出るが釣れる原因が分からないのでは次回再現する事が出来ない。これが嫌で今回調査に来たのにまた疑問だらけになってしまった。また1時間後にズシ!プルプル...アジが釣れました。ちゃんと口に掛かってました。抜き上げる時に逃げて行きました...何でエギってバースレスなんだよ、コラ。

多少移動してみたがいよいよ風が強く船首から波をかぶるまでに荒れてきてしまった。15分で来た道のりをずぶ濡れになりながら1時間かけて引き返す。岸近くの荒れていないポイントでまた1時間しゃくってみるがここは底質がヘドロ。やはり反応は得られなかった。川崎周辺では沖まで出なきゃ駄目なのかね。


500gと300g、サイズは悪くないが疑問だらけになってきた。

東京湾、夜のボートエギングってのはまだまだ未発達な世界、って言うか俺しかやってないような気が...まだまだ調査は続く。調査員も募集中だ!ってか1人で東京湾のど真ん中まで行くと寂しいのよ、怖いのよ(笑)エギング好きな野郎でもいいし、イカ刺しが大好きな女の子でもいいぞ〜。しゃくってるだけでイカ食えるんだぞ。出船は羽田だメールしてくれぃ。
11/9 乗合船 スミイカ

シリヤケ
5杯
川崎の中山丸からスミイカの乗合船で遊んで来ました。自分である程度の釣果を叩き出せる様になって来たスミイカだが、上には上がいるもので、そんな上手な人のテクニックやポイントを盗みに行くのも楽しみの一つである。また、今日はととスッテを使った仕掛けがエギと違う釣果が出せるのかも気になる所だ。

まず向かったのは中ノ瀬の18mライン、他の釣り宿やプレジャーボートが来ているがあまり状況はよろしくない様子。船中ポツポツと釣れはするが爆発しない。昨日の竿頭で7杯しか釣れていないとの事で今日も同じ活性であればそんな物か。

エギは2.5号、リーダーは短めに1.5m。船中で一番短い仕掛けである。4m近くリーダーを取れと言う人も多いが、俺はその必要性をまったく感じない。またリーダーの先には小さめのスナップをセットする。エギでスナップは使わないだろ〜ってのが常識だが、例えスナップが与えるマイナス要素があるとしても、結び変える面倒が与えるマイナスに比べたら小さな物だ。常識なんざクソ食らえ。ウンチクばかり垂れてるから釣れね〜んだボケ!と辛口はこの辺にしておいて(笑)

空が暗いのでセットしたエギは夜光を中心にする。カラーをあれこれと変えるが釣果に大した変化も無く、周りも見ても使っているのは皆ピンク&赤ばかり。定番カラーって、他の人と同じだけの釣果をたたき出す為の道具。他の人と違う事やらなきゃ抜きに出る事はそうそう出来やしない。エギをコロコロ変えてるのは俺だけだったね。何の為に皆、何十本もエギを持ち込んでるのやら???

中ノ瀬で3杯釣った所で移動、第二海保を越えたポイントに入るがここでも終始ポツポツ。この状況をどう打開するか...持って来たととスッテが目に留まる。15号の重りでダウンショット仕掛け。重りから15cmの所に枝を5cmだけ出してスッテをセットする。これで海底をコツコツとやるだけ。乗ったのはエギング船、ガンガン遠投するのはまずいのでちょい投げにしておく。こんな簡単な仕掛けだが2杯連続で乗った。船長の「タモ入れ係はここに常駐してなきゃダメだな」なんて言葉についつい顔が緩む。ちょっとした工夫が釣果に現れて結構満足。

結局7杯釣った常連さんに竿頭は持っていかれてしまったが俺が5杯で2位。もう少し数釣り出来るとパターンの把握が出来て勉強になったのだが...

水温が高くまだまだ楽しめるスミイカ釣り。夜スミイカを含めて一緒に遊ぶ人はおらんか〜。


スッテに乗ってきたシリヤケ。似てるけどスミイカとはちょっと違う味と食感

次回は東扇島で陸っパリで狙ってみるかな。今の時期釣れてるって情報は1つもないんだけど、俺の感では狙って釣れる気がするんだよねぇ〜。情報を待つばかりじゃなく自分の遊びは自分で開拓しなくちゃね。
11/7 横浜沖 4杯 日中のスミイカ釣りを好きでやって来たが1つだけ欠点がある。シーバスなら毎日出れるのに昼の釣りは毎日は行けない。がんばって起きて早朝を狙うのは結構大変だし。朝6〜9時はタンカーの動きが激しく、風もないのに海が荒れる時間帯でもある。海が穏やかで仕事帰りに狙えるボートでのナイトエギングを去年から模索していた。何度かチャレンジしては失敗し、結果が伴うことは一度もなかったが今年もチャレンジだ。夜釣れるなら毎日出来るじゃん!!って事さ。

家を出ると霧が濃い。この状態で沖に出るのはヤバイのでコンパスを持って行く。夜のスミイカ釣りは陸っパリでしか経験がない。比較的浅場に入って来る事位しか知識がない。ボートからの夜イカ釣りの情報なんてほとんどないので全て自分で見付けなくてはならない。ポイントや水深にも当然昼とは違う点があるはずで、全てが一致した時に答えが見付るだろう。

考えていたポイントまで船を走らせる。モヤのせいですでに岸は見えず方向感覚を失った。東に向けていたつもりが実際は南へと走っていたのだ。コンパスで修正、30分程時間をロスした。

エギを結びシャクリ始める。何の反応も無いまま30分、1時間、2時間、3時間。このポイントにイカがいる事は分かっているのだがパターンがどうしても分からない。何がいけないのか、水深?エギの動き?エギの色?何が違っているのか...気分転換でポイントを多少変更。意外なポイントでやっと1杯目、続けて2杯目、4杯まで乗ったが友人の使っているエギには何故か乗らない。いったい何が違うのかわからないまま時間だけが過ぎて行く。結局何も掴めないままだったが夜釣れる事が分かったのは大きな進歩だ。

帰って来てエギと携帯電話を洗っている時にエギの違いに気が付いた。乗ったエギには全て同じ共通点があった。夜には気が付かない小さな違い。これが本当にイカに効くのかもう一度検証してみよう。


22時〜4時
10/11 木更津 木更津行って焼肉食って...って遊びばかりじゃもったいない。海があるんだ、砂浜があるんだ春は潮干狩りの人でごった返すんだ。春の大潮は昼間に潮が引く。秋の大潮も昼間に潮が引く。アサリが海からいなくなるんじゃない、漁師は1年中潮干狩りして生活してるんだからね。潮が引いたら潮干狩りだ。朝家を出てアクアラインで木更津へ。軽自動車は2400円だぜ、普通車にETC付けてるから普段と金額は変わらないけどね。砂浜に立つと親子連れ2組が遊びながら砂を掘っている。あまり取れている様子ではない。沖へ沖へと出てゆく親子。シーバス釣りでも一緒なんだけど沖に行けば楽園があると思ってる人って多いよね。獲物は足元にゴロゴロしてるんだけど...

3箇所ほどポイントをチェック、やはり地形の変化と砂の硬さがキーポイント。良く砂浜を観察すると、小さなカニの巣穴がある場所、海草が育っている場所、貝殻が溜まる場所、ヘドロが溜まる場所、貝殻より軽いゴミが溜まる場所、ちょこっと見ただけでも砂の表面にはこれだけの変化がある、これに砂が盛り上がってる場所とへこんで池になっている所。アサリの好む場所は決まっていて違う所を掘れば何も取れないか、バカ貝が大量に出てくるかだ。ここだろ!って所を掘るとほらこの通り

条件のいい場所にはアサリも集まる訳で、半径2mはこんな密度でアサリがびっしり。30分も遊んだら普通の大きさのバケツが一杯になってしまったので大物を求めて移動する。春の有料潮干狩りの場合はオジサンがバケツでアサリを巻いてるから自然なんか読んでも無駄だけどね。

大物が好むのはやはり少し沖なのだが今日はあまり潮が引かない、近場で勝負だ。ちょっとした理由でアサリ漁師が取らない所がある、漁師のやり方を見ていればポイントは自然と決まる。ここに残っている!と思う所を掘ると出て来る出て来る、大き目のアサリ。これだけ取ればもう十分だ。小さいのをリリースして昼食へと向かう。「さぼーる」のカルカッタは量が大過ぎて食べきれないよ〜

おなか一杯でハゼ釣りに向かう。

イソメを付けてポチャーン。最初は効率の良いハゼ釣りパターンが分からなかった。友人が5匹釣っている間に俺は1匹と悲しい釣果。タナかな?誘いかな?と試行錯誤する事1時間、誘い方を見付けてからは怒涛の入れ食い。夢中になって釣り続ける。薄暗くなってから釣れた1匹は大きかったな。


真っ暗になってしまったのでハゼ釣りは終了して、今度はセイゴ狙いにポイント移動。釣れるサイズは大きくて20cm程度なのだが、メバル狙いのタックルで遊ぶと結構楽しいのだ。グラスミノーなどでパカパカ釣れる。

朝から晩まで遊び帰宅してハゼを捌く。一番大きなハゼは刺身で食べてみた。う〜んウマイ!ハゼの刺身は絶品だと言う噂は本当であった。小さ目のハゼは天ぷらに、アサリは面倒なので酒蒸し。
また1日中遊んでしまった、筋肉痛が心配だ。
10/2 王禅寺 ニジマス
7HIT
6GET
管理釣り場に行こうぜ!どこに行く?「東山湖にしよう」。OK!明日朝起きたら電話するよ〜。  朝電話は鳴らない。これから行く?「王禅寺に変更じゃ」って訳で朝寝坊で王禅寺で釣りする事にした。

すでに日も高くニジマスの活性は低い。それでも持っている20個程のスプーンを取り替えては様子を見る。ん〜オレンジがいい感じだ、2匹連続で釣れたぜ。が....その後30分当たりなし。じゃあ次はコータックの早巻きパターンじゃ!これが決まってポンポンとコンスタントに釣れ始めた。サイズは最大で45cmとまあまあ。アベレージは30cmかな。


まだまだ釣るぜ〜と気合を入れるも残り時間は30分。隣でデカイペンシル投げてるアホがいる。と思って見ていたら、ホシスズキがガボ〜ン、バババッ。トップにスズキが出るのか!連続して3匹スズキを釣った若者、見る目が変わったぜよ。サイズは今、海で釣れるより小さいが昼間のトップは楽しそうだね。

いや〜あの釣りも楽しそうだな。今度俺もサミー持って行って投げてみよ〜っと。
9/20 東京湾 台風が来る前に船の整備をしに木更津まで東京湾横断旅行。17ftのボートにとってはちょっとした冒険だ。多摩川を抜けて風の塔を超えると本線の航路である。朝4:00だというのにタンカーや大型貨物船が500m間隔で次々とやってくる。どの船の前を横切って航路を抜けるかが非常に難しい。まだ真っ暗闇だ、航海灯の位置と高さなどを見て船の大きさとスピード、進行方向を見極めるしかない。船の真後ろを通りたいが近すぎれば大きな引き波が来るし、離れすぎれば次のタンカーに「ボーボー」と鳴らされる。

大きなタンカーは止まるまでに2500m必要だ。航路を横断する時にエンジンでも止まってしまえば成すすべなく海の餌食。ここだけは誰にも操船を頼めないポイントだ。無事航路を渡りきって海ホタルへと近づくと同時に魚探の電源をONにする。シャローからのブレイクに大きな反応があるのでメタルジグを落としてみるが反応はない。

テトラ帯で友人にシーバスがヒットしたが次が続かないので諦めて整備場所へと向かう。スロープを利用して船底の塗装を開始する。1年間使い続けた船底はコケや小さな貝で汚れている。焼きソバのヘラを使いボリボリと汚れを落とし。取れにくい汚れは酸で落としてしまう。水道水を使い塩分を落とし乾くのを待つ間にコンビニへ。ビールと缶チュウハイを飲みながら真っ赤な船底塗料を塗りたくる。全ての作業が終わる頃には皆ベロベロ状態である。まだ朝の9:00だぞ〜



ふと海を見ると風が強くなっている、地元の漁師は「絶対に帰るな」と言う。海の男がそういう時は聞いておくべきだ。予定より6時間早く吹き始めた風。船をここに残す事に決めて近くのホテル三日月の風呂に足を向ける。大小様々なお風呂が20個程あり全てを制覇、マッサージ30分で2900円が非常に気になるが貧乏な俺には高値の花。隣にある塩サウナとやらに挑戦。体中に塩を塗りたくりサウナに入るが水分を根こそぎ取られてしまうような恐怖感に10分で断念。チンチンに塗ったら小さくなっちゃうかな?...みたいな感じ。風呂の底から出るジェット水流に何秒浮いていられるか!なんて事を友人とチャレンジしながら風呂を堪能した。

食堂でまたビール。船の整備より風呂ではしゃいだのが利いたらしく体がボロボロ、休憩しながら「木更津キャッツアイ」を見ているうちに眠りに落ちる。あのドラマはかなり面白いね。「キーサーラーヅ〜〜〜〜」って曲が頭の中でグルグル繰り返す。今度時間のある時に全話鑑賞してみよう。目が覚めると風はもっと強くなり雨も酷い。焼肉屋さんにGO、でまたお酒。俺は流石にもう飲めないのでコーラで大量の肉を胃袋に叩き込む。食べ過ぎで気持ち悪い。車でアクアラインを送ってもらい帰宅。

朝の2:00に集合して家に帰ったのは夜の10:00その間遊びっぱなし飲みっぱなし。台風が通過したら船を回収しに行かないとね...久しぶりにハジケタ一日だった。


1つ前の釣行記